Des Moinesは、一部の駆逐砲、軽巡砲など明らかに側面152mmを抜けないAPでもバイタルをもらう可能性があるよという話。まずは映像を見てほしい。
しくみ
Des Moinesのメインベルトは152mmの装甲で構成されており、Marceauの弾では2km未満程度の距離まで近づかなければ抜けません。しかし、このベルトは水面下の十分な低さまで伸びておらず、その下は30mmの装甲帯で覆われたバイタルがあります。
したがって、信管時間に十分な余裕のあるAP弾であれば、152mmを抜く貫通力がなくても、水中弾となった後でこの30mmさえ抜ければバイタルに届きます。
この弱点はTier10ではおそらくDes MoinesとColbertだけが持っています。他のTierの船も探せば普通にあると思います。
また、強制貫通ルールは水中弾でも適用されるので、30mmや16mmを強制貫通可能な砲であれば水中弾+強制貫通により至近弾でバイタルをもらう可能性があります。
これが可能なAP弾(Tier10)
結論だけ言うと、駆逐砲ではMarceauとKleber、巡洋艦ではColbertとWorcesterで可能です。これを可能にする条件は、(前提として十分貫通力が低いことと)十分な信管時間を持っていることです。
一般的な駆逐砲の信管時間は0.01秒となっていますが、例外的にMarceauは0.03秒、Kleberは0.025秒と長く設定されています。ColbertもMarceauと同じ信管設定なので同様に抜けます。
また、Worcesterの信管は0.025秒なのでこれも同様に抜けます。同じ口径で似たような貫通力のMinotaurの砲は0.005秒なので抜けません。
Marceau/Colbertで抜くためには10km程度、Kleber/Worcesterで抜くためには12km程度の距離が必要だと思います。
Links
貫通力、信管設定の確認
水中弾通知MOD